1944年ビルマにおける米軍により作成された韓国人慰安婦20名と民間業者2名の尋問調書


「史実を世界に発信する会」事務局長 茂木弘道さんから送られてきた記事です。

このアメリカ陸軍の公式文書は、1944年にビルマのミートキナにおいて米軍が捕虜にした韓国人慰安婦20名と民間業者2名の尋問調書”Japanese Prisoner of War Interrogation Report No. 49”であるが、当時の慰安所、慰安婦の実態に関するもっとも重要な資料の一つといえます。

なぜなら、これはうわさ話、あるいは後になってから集めた情報ではなく、現地で慰安婦本人の尋問に基づいた情報であるからです。もちろん、日本軍に対して敵対的な感情を持っていた米兵の尋問であり、予断に基づいた解釈も含まれていることは当然予想されます。しかし、基本的には実態を反映した内容であるとみることができます。

この報告書の最も大事なポイントは、「序文」のところで「慰安婦は売春婦にすぎない」という明確な性格付けをしていること、「給与と生活条件」のところで実収入が、月平均750円(上等兵は月10円なのでその75倍)という超高収入であったと記録されていることです。

つまり、米軍は慰安婦を超高収入を稼ぐ売春婦、という認識をしていたのであり、「性奴隷」などとは全く考えていなかったのです。

慰安婦の真実を知るため、そして海外の人達に理解させるために、極めて貴重な資料です。英文については英語版のブログ記事を参照してください。


日本語訳全文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/No49.pdf