産経ニュースを読んだ方から沢山のお便りを頂いております。ありがとうございます。

産経ニュースを読んだ方から沢山のお便りを頂いておりますが、下記のメッセージは特に心がこもっているので、皆様に公開させていただきます。(個人名は仮名とさせていただきました)
我々の活動が、世界中の心ある日系人の方々に勇気を与えることができたら、こんなに素晴らしいことはありません。特に、下記のような心を痛めておられる年配の方に喜んでいただけたら、それだけでも心の勲章になります。



山岡鉄秀 樣

突然でございますが、今の世界時代に、次第に縮こまリを見せる日本人の姿に、遣る瀬無い思いに嘆きを重ねて居りました折、山岡様の理路整然、かつ、毅然とした勇気ある行動をされておられる会見記事を拝見し、あたかも、私の心に淀んでいる嘆きの壁が打ち破られた感動に揺り動かされ、日本国民の一人として、謝意と、併せて、志を同じく活動しておられる皆様への謝意を申し上げ、引き続き今後の活動をお願いいたしたく思い、拙い文をお送りいたす決意を致しました次第でございます。

申し遅れましたが私は高橋泥舟(仮名)と申し、既に齢81も過ぎ、3人の子供、2人の孫に囲まれ、「人間から出発する国」、愛するこの地で、いつの間に、既に35年もしかも日本人として生活を送っております。お見知り置き頂ければ幸いでございます。

さて本題でございますが、慰安婦の問題は、今日本が世界に恥をマキ晒しております 最大の恥辱でございます。山岡様冒頭ご指摘の「慰安婦象オーストラリア飛び火」の問題は、私も大変深い 憂慮を痛感し、情報入手後直ちに、かねてよりその対応の悪さについては聞き及んでおりますシドニー領事館に対し数回にわたり善処を促し、特にストラスフィールド公園で開かれた大会に対し「それ見たことか」と数度強にわたり強硬に抗議を致しました。決果は外務官僚特有の「ノレンに腕押し」、そして最後には、今口外はできないがしっかり頑張っておりますから高橋さんはご心配無く・・・で終わっております。

この度記事を拝見し、実は、山岡様を初めJCNの皆様の真剣な活動があった事を知り大変驚き、同時に安堵致しました。もとより領事館官僚は3年余の任期が来れば帰国いたしますので、所詮、「後は野となれ山となれ」でございます。そこで在留邦人を支えるクラブの元幹部にも何か動きを打診致しましたが、決果は悲観的な答えでございました。アメリカロスアンジェルスで建立され、更に波及しております恥の慰安婦象は既に数カ所、このままですとアメリカ全土に行方をとどまりません。

思い出されるのは、10年前、世界の環境危機について警鐘を鳴らしているアメ リカのレスターブラウン博士の日本人観です。

1.日本は気の進まないリーダーで有り続けて居る。
2.誰かが リード役を果たしてくれるのを待っている。
3.役割を果たす能力を持っているのに。

ロスアンジェルスの慰安婦像は、これら日本人の性格が災いして実現した象徴のように思え、悔やまれてなりません。世は正に情報化時代で、善きにつけ悪しきにつけ一瞬の間に世界を駆け巡り、真実が見え隠れ致す危うい時代でございます。国民を護るはずの政治家・官僚に期待するのは無理でございましょうか。残念で仕方がございません。

歳は取りまして既に何も出来ない自分ですが、日本人の誇リだけは失っておりません。せめて恥の慰安婦像だけは、この愛する「人間から出発する国オーストラリア」で決して見たくはございません。
 
最後になりますが、幸い山岡様の存在、並びにオーストラリア人を交え、更に力強い女性が先頭に立ったJCNの皆様の全知全能の真剣な活動の記事に接し、老いた私の心の不安が薄れ、この上なく力強く心に響きうれしゅうございます。この先安心できない厳しい困難はあろうかと思いますが、日本人邦人、強いては日本国家の為、ご健闘を切にお願い致す次第でございます。JCNの皆様にも宜しくお伝え頂きたくお願い致します。

追記
産経新聞は大変熱心に慰安婦報道をされており大変参考になって下り助かります。
機会が ございましたらネット読者の感謝の意をお伝え頂ければ大変光栄です。序ながらお願いいたす次第です。


2014年11月
高橋泥舟



JCNが日本のマスコミで取り上げられました

JCNの代表が日本の産経新聞のインタビューを受け、11月に記事になりました。

http://www.sankei.com/premium/news/141110/prm1411100003-n1.html

何の脚色もなく、我々の活動の現状について上手く説明出来ていると思いますのでご一読ください。

また「藤井厳喜ザボイスそこまでいうか!2014年11月12日」の中で、JCN代表(リーダー)が10月に訪日したときに藤井さんと会って話した内容について報告されています。

https://www.youtube.com/watch?v=M0GDrVowyfE

24分過ぎです。

ソフトなJCNのアプローチが評価されています。JCNと代表、現地人副代表の話が何度も出てきて、さらにそのあと上記の産経のインタビュー記事についても紹介されています。

慰安婦像問題については政府機関、大使館、領事館は中韓反日団体とオーストラリアで戦っている女性たちの後ろで、戦線の様子をうかがっている構図が今年の初めの状況でしたが、シドニーでは総領事館の姿勢もすこしづつ前向きになり、今では総領事館ともいい関係を保ちながら、官民両輪同期しながら連携できるところまで来ました。

日本本国の政府、外務省がもっと前向きに貶められた日本のイメージを回復するよう積極的に活動してほしいと強く願っています。